こんにちは!カオリです!

 

見るもの・聞くこと全てが初めてなものはとりあえず「マネっこ」から入るのが習い事の常識です。

そして多くのことには型というものが存在していて、

それを忠実に守って、自分のものにして、初めて「自由」という外の世界で活かせるもの。

 

ここまでたどり着くには大変な苦労が必要です。

 

型ばかりでも、(つまらなくなってしまうし)

自由ばかりでもいけない。。(勉強にならないから)

時々、その型にはめ込むことを楽しいと感じる方がいらっしゃいますfが、

そういう方は幸せなことなのですよ★

 

私、昔、ピアノは人前で弾くのは大好きでした。

その代わり、練習曲やツエルニーとか大っ嫌いでしたが50番までどうにか頑張りましたよ・・・。

いわゆる指練習に使われる、あまり曲として抑揚のないものに魅力を感じなくてやる気も出なかったけれど、

そんな私にスパルタな先生が下した指令は

「ハノンしか練習禁止」という過酷なもの。

ハノンというのは、、

それはそれは単純な音階練習(指練習)。

強弱なんてものはなく、リズムを変えてひたすらタッチの練習なんです・・。

 

私の欠点をしっかりわかっていて、

その改善策も考えて、

子供の私にもわかるように説明までしてくれて

私も納得した上で取り掛かった3ヶ月間。

 

 

指の筋力も、バランスも全てが整って

その後の曲の仕上がりが格段に変わったのを覚えています。

その時、本気の練習ってこんな風にやるんだー・・というのを実感しました。

(まだまだ提案されてやっただけですが)

 

後から聞いた話、

小さかった私にどう理解させようか、

受験に必要になる前の期間として、どのくらいとろうか、、とか、

途中で投げ出したら・・

とか、

色々悩んだんだそうw

 

 

そんなことも知らずに好きなものばかりをやって自分の力の分析もできない私でしたが見事一発で音大にも合格。

 

 

型は大事なのです。

やっていなければ乱れるし、

自由というものにだって何でもかんでOKな訳じゃない・・

基本があっての「自由」なんです。

 

もちろん書道にも、ね。

 

ということは、、ビジネスにも、、なのですよ!!

教えるって、伝えるって、、大変なんだな。。

ホントそう思いました。

できない人の気持ちが理解できなければうまく教えることなんてできないはず。

できない自分がどうやって乗り越えたのかを

教えてくれる人って先生には向いてるはず。

だから、難なくこなせてしまう人よりむしろ、

苦労して乗り越えた人にこそ、教える立場にいてほしい。。と思います。

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