こんにちは!カオリです。

今日はね、自分を客観的に見るっていう練習をお伝えしたいなーと思います。

客観的に??

ってよくわかんないですよね。

この訓練、やっているとどんなメリットがあるかというと、、

・急なハプニングに動じなくなる

・本番に強くなるためのイメトレに使える

・落ち込むことが少なくなる

・一見ネガティブと思われる感情をエネルギーに変えられる

など、いいことばかり★

 

じゃ、どうやって使うのかっていうとね、簡単!

もしかしたらそんなの意識してなくてもやってる人ってたくさんいると思います。

 

自分の中に二人が存在しているような感覚になってみてください。

・・こんなこと言い始めるとなんか変なスピリチュアル的な話に聞こえますが、

よく、誘惑に負けそうな時、心の中に天使と悪魔が存在しているようなのが時々漫画であったりするじゃないですか。

そんな感じ。

で、例えばお料理中にお鍋ひっくり返してしまったら一人の自分はギャーギャー言ってるわけです。

騒いだりあたふたしたりで後処理をしようとしない、、、

それを見ているもう一人は相手は頼りにならず自分がやるしかないからテキパキとこなします。

もちろんこぼしちゃったというショックはあるはずですがそんなことで凹んでる場合じゃない。。となるわけです。

 

 

 

そういう経験ありませんか???

私なんかしょっちゅうです。(笑)

墨汁を普段から使っているので、子どもたちバシャっとやってしまうこともしばしば。

その時動じず冷静でいられる子はかなりいい感じ❣️

ほとんどの子は「ぎゃー!!ど先生助けてっっっ!!」ってな感じ。

 

小さなことでは動じない精神の強さは、書道ではかなり身につきます。芸術全般そうかもね。

 

で、これは書道では作品を書く上でも役立つんです。

自分が練習をしている時。

がむしゃらにやっている時っていうのは、実は色々見えてないところが多いんです。

一旦筆を置いて、改めて自分の書いたものを見直す時間を所々で取っておかないと、

その間違えに気づかないままただひたすら書き続けているだけになってしまう・・悲しい結果。

 

あんなに時間をかけたにも関わらず、いいものができない・・という場合にはこの、

「自分を客観的に見る時間」が持てていないということになります。

 

いつも二人の自分がいる、というのは自分を監視している自分、みたいな感じでしょうか。

よく、自分は騙せないって言いますよね。

 

精神論みたいな感じですが、

答えのないものを磨くってことは、そういう監視役をもう一人の自分が役割を担っていかないと

難しいんです。

だから、家での練習が大事なピアノとか、そういう習い事を続けて結果を出している子というのは実はすごいこと。

原動力になる何かがあるか、もしくはものすごい精神の持ち主か。

 

原動力になるのは「感情」であることが大きいですよね!

「好き」とか「悔しい」とか。「舞台の自分を見て欲しい」もあるかのしれないし、

「褒められたのが嬉しくて」なんてのもあるかもしれません。

 

どんなのでもいいけど、ここで注目なのは、必ずしもプラス思考的な感情だけが原動力になるわけじゃないということ。

「悔しい」とか、あるいは「嫉妬」みたいな一見ネガティブに感じるような感情も、

実はすんごいエネルギーを発揮するんです!!

ですから、

「嫉妬」を自分の中に感じたら、

あ、自分は今嫉妬してる・・・ってもう一人の自分がそれを認めること。

それを認めると、その感情はエネルギーに変換することができるんです。

 

嫉妬するってことは、羨ましいと思っているからですから。

この変換がうまくいかなかった時、

その感情は負の行動に結びつきます。。。。(悪口を言ったり、いじめじみたことになったり・・)

 

もしも自分が、

陰口を言われていたりするなら、それはその人に羨ましいと思われているからでしょうね!

だから陰口を言われているとわかった時は、心の中で「よし!!」とガッツポーズでw