おはようございます!カオリです♪
今日もいい天気❣️
朝一、今日は久しぶりに散らし書きを書きました!
万年筆はパイロットのキャップレス・細字。
紅葉が待ち遠しい季節がやってきましたね〜
この歌は、急な旅で神様にお供えする「幣(ぬさ)」(色とりどりの布や紙を切ったもの)を忘れてしまった時、
藤原道真(菅家)の歌です。
「この度」「この旅」を掛詞にしてますね。
私は「この度」と書いてます。
「このたびは 幣もとりあえず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに」
意味→「今回の旅は急なことだったのでお供えの幣も持ち合わせているません。
その代わり錦のような見事な手向山の紅葉を、神の御心のままにお受け取りください。」
こんな意味です。
周りがあたふたしている中で、落ち着いてこんなことを言えるってすごいです
あたふたしない。
今の状況で完全に無理なことは諦めることも大切。
その時その時、最善策を考えること。
そして周りも納得させるくらいの説得力を持ち合わせる。
今生きていたらどんな人だったのでしょうね〜
このかた、無実の罪で太宰府に流されてますが・・・。
真ん中の空白を意識して、
丸い感じを意識して書きました。
散らし書きの書き方はバラエティーに富んでいて、縦幅を長くしたり短くしたり(あてる変体仮名によって変わってきます)
余白を意識して塊を作ったり、と考えてます。
なんとなくですが・・
事をどうにか丸く収めようとしている菅家の気持ちを表してみましたよ。
真っ赤な紅葉、もう直ぐみられるでしょう!
のんびりお散歩がしたくなる♪