おはようございます!今日から7月稽古が始まりますこの時期のKIDSクラスは、一人3課題をやらなければならないので、
手本もしょっちゅう書いてる気がします
実はね、今、自分の書いたものを彫刻してキーホルダーにできるよう加工してもらっているところで
サンプルがうまくいったら希望者だけ作ってもいいなーなんて考えているところ
自分の名前とか書いたらいいじゃん
ただ、大きさの問題で文字数にかなり制限が出るはずで、そのために試しで作ってもらってます。
さて金曜日です【大人のペン字講座・ひらがな編vol.122】この曜日かくると、いつも新しい万年筆とインクがほしいと思うんだけど、結局買いに行くの忘れちゃったり子どもとの予定を優先しちゃってそんな時間作れなかったり
女の買い物は長時間になるからね・・付き合わせるわけにはいかんのです(笑)
難波江の葦のかりねのひとよゆえ みをつくしてや恋いわたるべき
↓ ↓
ここでは変体仮名を使って
「難波江の あし能可り年農 一夜ゆゑ 身越つくしてや 恋和多る邉 支」
と書いてます。
この歌は、「旅の宿で出会う恋」を題に詠んだ一夜の恋物語ということを念頭に置いて。
「難波江」は何となく場所を意味するんだろうということはわかりますね
当時は貿易の港として栄えていたそうです。
①「刈り根」と旅の「仮寝」
②葦の「一節」と旅先で共に過ごす「一夜」
③船の通路を示す「澪標」と恋に身を捧げる「身をつくし」
この三つの掛詞を巧みに使って表現しているのがすごい!!
多くの言葉を知らなければそんなのできないですよね語彙力、鍛えよ
とまた思いました
本来は筆を使い墨継ぎ位置によって濃淡を変えたりしますが、
今回はペンで、インクはぺんてるの「躑躅(つつじ)」、ペンはぺんてるのデスクぺんEFを使っています。
ですのでペンの角度を少し変えたり、スピードに緩急をよりハッキリとさせることで変化を利かせています。
山場となるのは「身をつくしてや」のあたりです。
書くまえに自分の中での設定が大事。
内容を理解して、(わからなければ今はグーグルで調べればすぐに出てきます)布置を考えるようにしたいですね
この歌では枕詞が3つも使われています。
ちょっと難しい内容になってしまいましたが、
書くことを通して、いろんなことに興味を持ってほしいな・・と思います
それによっって表現の幅が広がるからね!